昔、旅館だった建物をリフォームして住居としたい・・・という依頼をいただいて
こんにちは。
MADOショップ白銀町店です。
ご近所の旅館からリフォームの依頼をいただきました。
長く旅館をされていたのですが、数年前に旅館業はやめられていた建物。
「リフォームでバリアフリー化して、おばあちゃんが住みやすいスペースにしたい」
というご依頼をいただきました。
もともと厨房だった所は土間になっており、内部は細かく仕切られて住居としては使いにくい状態でした。
錆びて古くなっていた屋根は塗装ではなく、ガルバリウムの屋根を増し張り。
広い土間だった厨房は一部を残してフローリングの床にしてキッチンのスペースとしました。
平屋の建物ですので天井面にも断熱材を。壁にはアキレスの断熱材と石膏ボードが一緒になった商品を使い、躯体の断熱性能もアップ。
床にはヒートポンプの床暖房を入れ、窓周りはプラマードUで断熱性をアップさせています。
リフォームですので、解体が始まってから土台がだめになっていることがわかったり、鉄骨の柱が錆びていることがわかるなど、いくつかイレギュラーもありましたが、協力業者の皆様のおかげで全ての問題をクリアすることができました。
車椅子での生活も考えて大型のアウトセット引戸を取り付け、LDKと寝室を隣接させるような間取りになっています。
設計、施工管理はMADOショップ白銀町店店長 ㈱イワイの専務 岩井努が担当いたしました。